女40歳、お嫁にもらってもらいます!
それぞれの表情が一瞬で変わった…、ような気がした。

「了解です。みんなやれるよな。」

そう号令をかけるのは、やっぱり主任。

もうさっきの事は胸にしまい込んでくれたようだ。

「はい。」

他の三人の声がそろった。

「あと3か月、私に時間を預けてちょうだい。」

そして私は頭を下げた。

「よろしくお願いします。」

その瞬間、空気が変わった。

そう、この何とも言えない緊張感。

そして西田が動き出した。

「時間が惜しいんで。」

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