女40歳、お嫁にもらってもらいます!
そんな事を言いながら、小島くんはニヤニヤしている。

私が仕方なく中に入っていくと、三人の男性が当然のようにこちらを振り向く。

「…何やっているんですか。ここではちゃんと仕事をして下さい。」

私は順番に三人を睨めつける。

「俺は大野と話をつけないと、落ち着いて仕事なんか出来る状態じゃないんです。」

そう口火を切ったのは、もちろん主任。

「俺はちゃんと郁美と約束したんです。」

ああ…、興奮して私の名前を呼んじゃったよ、大野くん。

当然怒りがその表情に出た主任より先に部長が声を上げた。

「君たちはそんな関係なのか!」

私は呆れながら、三人の様子を眺める事にした。

「私はずっと山本さんを大事に育てて来たんだ。それをさらってしまうつもりか。」

私はあなたの子供ではありませんよ、部長。

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