女40歳、お嫁にもらってもらいます!
「…可愛い事出来る年齢じゃないもの。」

大野くんの顔がポッと赤くなった。

時が止まってしまうかと思うほど、ゆっくりと大野くんの顔が近づいた。

「…言わせてみせますから。」

会社を挟んで私の家と反対方向になる大野くんの部屋にやっぱり強引に連れていかれた。

もはやもう強引ではないのかもしれない。

20代の男性の部屋らしく、物が少ない殺風景な感じ。

余分なものは何もない。

ただそれ以上を考える時間は私に与えられなかった。

大野くんのベッドに座らされた私に大野くんは激しいキスを仕掛けて来た。

「…ん…。」

私達は暗闇で見つめ合っていた。

「…あの日…。」

「どうしたの?」

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