ポルターガイスト~封じられた扉~
「なにこの空間……」
最後に部屋に入ってきた愛奈が自分の体を抱きしめるようにして言う。
「わからないけど、教室じゃないことだけは確実だな」
紀人が呟くと、息が白くなって消えて行く。
今は6月だというのに、ここだけ氷点下のように寒い。
「これはさすがに先生に言わなきゃダメだよ。行こう」
そう言って部屋を出ようと体を反転させた時だった。
バタンッと大きな音が響き渡り、ドアが勝手に閉まったのだ。
全員の視線がドアへと移動する。
「なんだよ今の。誰か閉めたか?」
紀人の言葉にあたしは左右に首を振る。
誰もドアには触れていないし、調理室にも人影はなかった。
「古いドアだから立てつけが悪くて閉まったんじゃないか?」
広貴が冷静な声で言い、ドアノブに手をかける。
しかし、いくらノブを回してみてもビクともしない。
広貴の表情は次第に焦り始めていた。
最後に部屋に入ってきた愛奈が自分の体を抱きしめるようにして言う。
「わからないけど、教室じゃないことだけは確実だな」
紀人が呟くと、息が白くなって消えて行く。
今は6月だというのに、ここだけ氷点下のように寒い。
「これはさすがに先生に言わなきゃダメだよ。行こう」
そう言って部屋を出ようと体を反転させた時だった。
バタンッと大きな音が響き渡り、ドアが勝手に閉まったのだ。
全員の視線がドアへと移動する。
「なんだよ今の。誰か閉めたか?」
紀人の言葉にあたしは左右に首を振る。
誰もドアには触れていないし、調理室にも人影はなかった。
「古いドアだから立てつけが悪くて閉まったんじゃないか?」
広貴が冷静な声で言い、ドアノブに手をかける。
しかし、いくらノブを回してみてもビクともしない。
広貴の表情は次第に焦り始めていた。