スタンドバイミー
「まあ、四宮家の情報屋なら簡単だと思っていたんですけど。案外そうでもなく、普通に須藤君に聞きましたよ。」
そう言って、目を伏せる。
「四宮家バックについてる情報屋から逃れるって、あなた一体何者なんですか。」
明らかに声色は、疑いを示していた。
「えっと、、、」
何て答えたら良いか、わからない。
暫く黙っていると、四宮先輩は若干諦めたような声色で、言った。
「まあ、これが目的なわけじゃないですし、今回は逃がしてあげます。」
明らかにホッとする私を横目でみて、すっと手を差し出した。
「、、え、、??」
「今日はデートなので、エスコートさせてくださいね」
「今日はバースデイパーティーでは、、」
「それは夜から。それまで付き合ってもらいますよ、雅さん。」
そう言って、四宮先輩は私にウインクした。