アナタと、キスと、銃声と。
長い廊下の途中。
左側にあった、ドアノブを捻り奥に押す。
「ここがお嬢のお部屋です」
「ありがとう」
「部屋の角にかけてあるのが今日の着替えです。終わりましたら声掛けてください」
わたしは翔平ちゃんの言う部屋の角にあった服掛けにかかった白いワンピースを手に取った。
七分袖のそれは鎖骨から腕にかけてレースになっており、スカートもチュールになっていてとても可愛い…。
早速着替えよーっと。
上の服を脱ごうとお腹の上まであげた。
…なんか…。
なんか、視線感じる…?
「ちょ…!?そこで何やってるの!」
扉の前で、え?何か問題でも?という顔をした翔平ちゃんが立っていた。
わたしは慌てて、服を元に戻す。
「今から着替えるから!」
「はい」
「着替えるの!!」
「はい、どうぞ」
「翔平ちゃん居たら、着替えられないでしょ!」
「遠慮なさらず」
「遠慮とかそういう問題じゃない!!」