真 実

雛祭り前後は、お祖父様の関連で
椿も忙しく
会えない日を過ごしていた。

ゴールデンウィークは、
秘書の隼人に数日休みを
取れるように調整してもらい
椿と旅行に出掛けることが出来た。

郊外の温泉へと椿を連れていく。

老舗の旅館の別館は
露天風呂から室内風呂まであり
二人だけでゆっくり過ごせる。

部屋も二人で使うには
広すぎる位で
和室、洋室とあり
快適な作りになっていた。

到着すると
椿は、とても喜んで
二人で散歩に行ったり
お風呂に入ったりして過ごし・・
「椿、夜は一緒に露天風呂に
入ろうな。」
と、言うと
真っ赤になりながら
小さく頷く椿にたまらなくなり
キスをする。

夕飯の料理に
椿は、目をキラキラさせながら
食べていた。

外が暗くなって
「椿、先に入るから
後でおいで。」
と、言ってお風呂につかる
しばらくして
椿が恥ずかしそうに
そっと入ってくる
「椿、上見て。」
と、俺の声に上を向く椿・・・
緊張していた顔が、
ぱぁっと輝いて
「わぁっ、凄い綺麗」
と、うっとり空を見ている椿に
「違った意味で、俺は椿の方が
美しいとおもうが。」
と、椿の腕を引いて
俺の前に座らせる
「きゃっ」
と、声をあげたが
そのまま、俺の腕の中にいて
二人で空をしばらくみてから
「上がるぞ。」
と、声をかけて椿を引っ張る

簡単に、自分の体と椿の
身体を拭いてから
洋室のベッドの上に
ゆっくり下ろして
椿の身体中に唇を這わす
首筋から鎖骨、胸先へと
胸先に唇が這うと
ピクンっと、椿の身体が
はねる、それがまた可愛くて
胸先を吸い上げたり
甘がみしたり、片手で揉みあげる

椿の甘い声が所々でもれ
俺の分身もはち切れそうになる

焦る気持ちを押さえながら、
椿を怖がらせないように、
何度もキスをしながら
片手で、腰や足を撫で回し
太ももの内側をゆっくり撫で
椿の中心に指を進める
「椿、少し痛いかも知れない。」
と、言って
少しずつ、少しずつ
椿の中に指を入れていく
「‥‥うっ‥‥‥っう‥‥‥」
「大丈夫か?」
と、訊ねる俺に
コクンと頷く

少しすると・・・
椿の声色が変わるのを確認して
「椿、入れるぞ」
と、いって少しずつ俺自身を入れていく
「‥‥‥いたっ‥‥‥‥い‥‥‥ゥン‥‥‥」
「‥‥うっ‥‥‥き‥‥っぃ‥‥‥ハッ‥‥‥」
入れたまま、じっと待つ
その間も
椿の中は、ぎゅーっと締め付けて
俺のを押し戻そうとする
持たないか・・・
と、思っていると
椿が
「‥‥だいじょう‥‥‥ぶっ‥‥‥」
と、言うので
「‥‥.すまんっ‥‥‥」
と、いって腰をゆっくり打ち付ける

自分の気持ちを紛らわしながら
椿が少しでも快楽を味わってくれたらと
浅く、深く、腰を打ち付ける
「‥‥‥‥ア‥‥‥‥アン‥‥‥‥‥」
「すきだっ‥つば‥‥き‥あいっ‥‥してる」
「‥‥フゥ‥‥‥‥‥ン‥‥‥はるっ‥き‥‥」
「‥‥‥‥くっ‥‥‥フゥ‥‥‥ン‥‥‥」
二人で果て、俺は椿を抱き締める

椿は、肩で息を繰り返ししながら
俺に身を任せていた。

椿が落ちつくと、室内風呂に
連れていき
身体を洗い流して
湯船につかる
ぐったりしている椿に
湯船の中でいたずらをして
自分が制御ができなくなり
湯船の中で下から突き上げて
しまった
ぐったりする椿の身体を
簡単に拭き
和室の布団に寝せて
また、椿を抱き尽くす
初めての椿なのに抑えがきかなくて
俺は、何度も椿と身体を繋げてしまった。

次に椿が目を覚ましたのは夕方で
苦笑いをする俺に
「幸せだけど、腰が立たない。」
と、涙目で言われて
再び、俺の理性は崩壊した。
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