若奥さまと、秘密のダーリン +ep2(7/26)
佳織の前に置かれたワイングラスに夕翔が注ごうとすると、「すみません、私もぶどうジュースを」と佳織が頭をさげる。
「ん?飲まないの?」
手を止めた夕翔のほかに、夫の矢神も不思議そうに佳織を見た。
先週末このワインを選んだ時、佳織はこのワインを飲むのをとても楽しみにしていたのだから。
「ええ、実は」
エヘンと空咳をした佳織は背筋を伸ばし、夫の矢神に向かって「私もなの」と言った。
「え?」
「今日、病院に行ってきた。ちょっと仕事だって出かけたでしょ。あれ、病院だったのよ。向葵ちゃんとほぼ同じ予定」
「なんだって?」
矢神は絶句して、夕翔は弾けるように笑った。
「凄いなあ。向葵は知ってたの?」
「うん。電話で教えてもらった」
「ほ、ほんとに?」
信じられないというふうに、唖然とする矢神に佳織はクスッと笑う。
「なんだか私、向葵ちゃんの真似してるみたいね」
「ん?飲まないの?」
手を止めた夕翔のほかに、夫の矢神も不思議そうに佳織を見た。
先週末このワインを選んだ時、佳織はこのワインを飲むのをとても楽しみにしていたのだから。
「ええ、実は」
エヘンと空咳をした佳織は背筋を伸ばし、夫の矢神に向かって「私もなの」と言った。
「え?」
「今日、病院に行ってきた。ちょっと仕事だって出かけたでしょ。あれ、病院だったのよ。向葵ちゃんとほぼ同じ予定」
「なんだって?」
矢神は絶句して、夕翔は弾けるように笑った。
「凄いなあ。向葵は知ってたの?」
「うん。電話で教えてもらった」
「ほ、ほんとに?」
信じられないというふうに、唖然とする矢神に佳織はクスッと笑う。
「なんだか私、向葵ちゃんの真似してるみたいね」