クローバー
嘘つき、パパじゃないもん!と叩かれたらしい。何でろくでもない男を女の子は探してるのだろう?男なんて醜い、何で男に生まれた?自分もいつか女を襲うという悪の部分が潜んでいる。なら全てを断ち切って、女を作らないなんてね。礼衣に少しは世の中はそんな男ばかりではないと言いたい。友達として、馬鹿騒ぎするのは好きだよ。軽い男はキライだね。」
「…。」
「そうか、礼衣を好きな人がいたんだね。確かにカオはいいし、成績優秀、スポーツ万能、非の打ち所はないように見えて、心の闇が弱点かな。探らないとね。」


聖華は愕然とする。知ってしまった礼衣の秘密。

「でも、私は先輩といたい。諦められない。」


青山は礼衣と聖華を注視する。
告白している聖華。礼衣はいつものように醜いと言う。

「待って下さい!いつまでも待ちます!好きなんです!!何度も断られても。いつまでも。…5年でも、10年でも、決して50年経っても、死ぬまで待っています!!」

青山は礼衣の一瞬赤らめて、それを断ち切ったカオを見逃さなかった。

「礼衣にキモチはある。あいつを男にするチャンスだ。」


青山は礼衣を挑発する。

「礼衣、好きな人がいるんだよなぁ。」
「何だよ。僕には関係ない。」
「でも、彼女には好いている人がいる。」
「だからそれがどうした!」
「その人が礼衣だとしたら?」

礼衣は聖華だと気付き、一瞬、カオが硬直する。

「……どうでもいい。」
「本気でもらうよ。唇奪っていい?貞操もね。」
「関係ない!!」

礼衣は隠せない。目を見開いて息を切らす。

「はぁ、はぁ、はぁ…。」
「じゃあ行ってくる。□□にて告白する。」
「勝手にしろ!!」


青山は聖華を呼び出す。

「どうされたのですか、先輩?」

青山は聖華の耳元で、

「囮になるんだ。」

と囁き、聖華を押し倒す。

「きやっ!?先輩、私は…。」
「わかってる。ふりをするだけ。触るかも知れない。それは先に謝っておく。ごめん。とにかく嫌がるんだ。」
「…止めて下さい!あっ…。」

キスのふり。

「んっ…んっ!?いや…。」

聖華の服の中に紛れ込む青山の手。

「あぁ…。」

涙。

(ブラの上からでも触られる胸)

そこ
< 165 / 197 >

この作品をシェア

pagetop