クローバー
宿った赤ちゃんを産んで溺愛した。父親を憎まないように育てて、可憐な女の子に育った。私は二人が再会して良かったと思ってる。」
「子煩悩だし、性格は申し分ない。許してはいけないと思っても引き込まれる。お義兄さんと呼んだだけでうっすら涙がつたってた。弟ができて嬉しかった。と抱かれた。

青山は、

「それが本当の気持ちじゃない?」

礼衣は、

「あいつ、生殖能力高いもん。だいたい10回以内で赤ちゃん出来てるから。」
「羨ましかったりして?」
「…少しは羨ましいよ。なかなかできなかったし。青山こそ子供の事何も思わないのか?」
「考えてるよ。」

青山は碧を抱いて、

「コウノトリさんに任せたい。」
「…え?」

青山は驚く碧に、

「結婚してください。ここでプロポーズは変だけど。…礼衣、促したな。二人きりで言いたかったのに。まあ、世話を焼いてた親友の前でプロポーズするのも本望か。」

碧は青山にそっとキスして、

「遅いよ。ずっと待ってたんだから。ムードもへったくれもないけど嬉しいんだから。」

碧は涙。

「よしよし。」
「…ヒロトさんのバカ…。」
「シャイだったりするんだぞ。」
「…自分でシャイなんて言わないで。」
「悪かった。」
「あのね、私にはヒロトさんしかいないんだよ。」
「みぃ…。」

大和の泣き声。

「あ…起きちゃった…。」

礼衣と聖華は言う。

「よしよし、どうしたの?なぁに?甘えたいのね。」

ちゅっ。

大和は泣き止む。手をぱたぱたさせている。

「喜んでいるのね。」

ちゅっ、ちゅ〜。

にこにこ。

礼衣は、

「大和は聖華にキスされると喜ぶんだ。…複雑なんだけどかわいい息子だから憎めない。これも愛嬌だ。」
「今なら機嫌いいよ。抱いてみます?」

碧は大和を抱く。

「わぁ、先輩に似てる。」
「そうかなぁ?」
「よく言われるんです。真田家のカオ。大人になったら男前になるわ。」
「…あのなぁ、オレは世間から見たら中の下だぞ。」
「辛口だね。私には最高だよ。」
「…特上なのは沙衣姉さんの旦那。あの人は見つめられたら誰でも堕ちる。子供二人もいるのにあの色気。」
「…。」
「ほら何も言えない。また沙衣姉さんにぞっこん
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