人間嫌いの本当の気持ち
ある日現場に会社の偉い人たちが視察にくる、
そんな話しを朝礼で言っていた。

私は「早くしろよ」
「急いでやってくれ」
などの言葉を思いだしていた


(じゃあ早くやってやるよ)


偉い人たちが見ていた所で全力で。
まだ慣れていない事もあり作業は雑になった、
だが早い。

そのあと。

偉い人たちが責任者に何か話していた、
遠すぎて聞こえなかった、

偉い人たちが帰り、作業も終盤で落ちついていた

責任者と彼女が話していた、
ギリギリ聞こえた…
「無理に急がないで、落ちついて作業してくれってさ」
責任者と話す中で、彼女はなぜか嬉しそうにこちらを見ながら笑っていた。
(…?)

私は、その笑顔で彼女に対しての警戒心の様なものを解き始めていた
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