異世界にトリップしたら、黒獣王の専属菓子職人になりました
今度こそ、コランは笑って店を出て行った。後ろ背に片手をあげ、メグミに言う。
「小豆であんことやらを作るんだろう? もちろん、俺に食べさせろよ。あんこは和菓子のキモなんだろうが」
「はいっ」
ちらりと彼女を見たコランは、悠々と道を辿って歩き去ってゆく。
無造作に後ろに流された髪が少々重たげに靡いていた。ざっくばらんに切られた髪は、メグミと同じで黒色だった。
――黒は珍しいと言われても、私もそうだもんね。。
瞳は、濃い目のブラウンだが光彩の加減で赤く見えるときもある。
――瞳の色が、小豆みたいだな……。
今度こそ、実りを手にする。そして、おはぎにまんじゅうを作るのだ。そして羊羹を、作りたい。
遠ざかる、幅もあり大きな背中をじっと見る。
――父さんの背中に似てるかな。でもコラン様の方が大きい。
「小豆であんことやらを作るんだろう? もちろん、俺に食べさせろよ。あんこは和菓子のキモなんだろうが」
「はいっ」
ちらりと彼女を見たコランは、悠々と道を辿って歩き去ってゆく。
無造作に後ろに流された髪が少々重たげに靡いていた。ざっくばらんに切られた髪は、メグミと同じで黒色だった。
――黒は珍しいと言われても、私もそうだもんね。。
瞳は、濃い目のブラウンだが光彩の加減で赤く見えるときもある。
――瞳の色が、小豆みたいだな……。
今度こそ、実りを手にする。そして、おはぎにまんじゅうを作るのだ。そして羊羹を、作りたい。
遠ざかる、幅もあり大きな背中をじっと見る。
――父さんの背中に似てるかな。でもコラン様の方が大きい。