異世界にトリップしたら、黒獣王の専属菓子職人になりました
メグミはひたすらサユリのために考える。この話は悪くない。家の庭の小豆はもうすぐ収穫だから、三週間もあれば乾燥までいけるだろう。
どれほど探してもこの国に小豆はなかったし、あんこも見当たらなかった。珍しいお菓子というなら、これほどの条件にぴったりのお菓子はない。もちろん、おいしくなければ話にならないが、それは変わった菓子が食べたいという国王次第になる。
――やってみたい。……母さんにとっても悪くない話よね。
流通している従来型の薬だけでなく、もっと広い範囲で捜して、しかも価格に糸目をつけないなら、サユリに効くものが見つかるかもしれない。
世話をしてもらうのも気を使うから、サユリは断ると言いそうだ。けれど、そこを押してでも休ませたい。
隣の家の奥さんに頼んでも、サユリは気を使う生活になる。
メグミが王城で働くことになるのは公爵の頼みだから、頼みを受ける代わりにサユリはこの屋敷で療養させてもらうことになるから、気兼ねをする必要はないと説得できないだろうか。交換条件になるなら少しは気楽にここで休めるように思う。
どれほど探してもこの国に小豆はなかったし、あんこも見当たらなかった。珍しいお菓子というなら、これほどの条件にぴったりのお菓子はない。もちろん、おいしくなければ話にならないが、それは変わった菓子が食べたいという国王次第になる。
――やってみたい。……母さんにとっても悪くない話よね。
流通している従来型の薬だけでなく、もっと広い範囲で捜して、しかも価格に糸目をつけないなら、サユリに効くものが見つかるかもしれない。
世話をしてもらうのも気を使うから、サユリは断ると言いそうだ。けれど、そこを押してでも休ませたい。
隣の家の奥さんに頼んでも、サユリは気を使う生活になる。
メグミが王城で働くことになるのは公爵の頼みだから、頼みを受ける代わりにサユリはこの屋敷で療養させてもらうことになるから、気兼ねをする必要はないと説得できないだろうか。交換条件になるなら少しは気楽にここで休めるように思う。