異世界にトリップしたら、黒獣王の専属菓子職人になりました
夜になって、サユリと一緒にジリン公爵に挨拶をすると、公爵はいつもの柔和な笑顔で応えてくれる。
「サユリさんは私からメグにお願いしてここで世話になるんだからね。ゆっくり療養してくれ。そうでないと、きっとメグはテツシバへ戻ってしまうだろうから」
王城で“権力争いを繰り広げる王の左の手を担う重鎮”という面は、サユリには微塵も見せなかったので、メグミはかなりほっとした。
サユリに課せられたのは、ベッドで横になる時間を増やして、医師の診療を受け、薬の服用をすることだ。
「サユリさんは私からメグにお願いしてここで世話になるんだからね。ゆっくり療養してくれ。そうでないと、きっとメグはテツシバへ戻ってしまうだろうから」
王城で“権力争いを繰り広げる王の左の手を担う重鎮”という面は、サユリには微塵も見せなかったので、メグミはかなりほっとした。
サユリに課せられたのは、ベッドで横になる時間を増やして、医師の診療を受け、薬の服用をすることだ。