外国人とお見合いします!
アッフォガートが運ばれてくると、「一気にかけちゃうとアイスが溶けてしまいますから、少しずつかけてくださいね」とアレッサンドロさんは微笑む。

初めて食べたアッフォガートは、アイスの甘さとコーヒーのほろ苦さが混じり合いおいしい。

「おいしいです!これにしてよかった!」

私は笑顔をアレッサンドロさんに見せる。甘いものは大好き。誰かと一緒に食べると幸せになる。

「……あの……」

アレッサンドロさんが私の手をそっと握る。優しく触れられ、私は胸を高鳴らせた。

「桜さんとまたこうして話したいです。また会ってくれませんか?」

アレッサンドロさんは、緊張しているような目で私を見ている。私の答えは一つだ。

「私も、アレッサンドロさんとこうしてお茶したりしたいです」

私たちは同時に笑った。
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