外国人とお見合いします!
でも、話しているとドキドキして楽しさが膨らんでいく。少し小腹が空いてきたので何か注文をすることにした。

「ここは、僕がよく行くカフェなんです。僕と同じイタリア人の方が経営していて、故郷の味が食べられて懐かしいんですよ」

「ほんとですか!?どれもおいしそうですね」

手作りのメニュー表を私は見つめる。本場の人が作るパスタやピザも気になるけど、今はがっつり食べられない。私はデザートのところを見ていた。

「うわぁ〜、どれもおいしそう!」

ティラミスやパンナコッタという聞いたことのあるスイーツもあれば、パンドーロやグラニータなど聞いたことのないものもある。でも、どれもおいしそうだ。

「僕のおすすめはアッフォガートですね。イタリア語で溺れたという意味です。アイスクリームにコーヒーやリキュールをたっぷりかけて食べるんです」

「おいしそうですね!じゃあそれにします!」

アレッサンドロさんと同じアッフォガートを頼み、またアレッサンドロさんと仲良く話す。
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