先輩、これって恋ですか?
「まあ、つまりあれだ。」
そう言った後、お兄さんは二歩わたしに近づいて、少しかがむと、わたしの耳元で──
「例え熱があったとしても、密室で二人きりってのは何かあってもおかしくない、だろ?」
─と、その言葉を聞いて、
わたしの顔は、また体温が上昇した。
「まあ、その心配はないと思うけど一応ね」
わたしの頭をポンポンと撫でた後、「俺、リビングにいるから」そう言って優しく笑うと、いなくなったお兄さん。
今の言葉が頭の中でリピートしているせいで、廊下から一歩も動けずにいた。
「……ど、とうしよう…。」