Seven...KOKI

「そっか~…何なんだろう…」



Plululu…Plululu…



眉間にしわをよせる雪の言葉を
さえぎるように鳴り響く雪の携帯。



「雪、携帯なってるぞ~
えっと…桜園から」



サブディスプレイを見ながら雪に伝える。



「もう!勝手に見ないでよ!」



濡れた手をタオルで拭きながら
こっちに向かってきた。



ってか、なんか怒られたし。



娘の携帯勝手に見た父親の気分…。



「俺は父親…?」



「何?」



「別に」



「…?変なの。…はい、もしもし?
どうかしました?…え…い、行きますっ。
…必ず。はい…分かりました」



ピッ



携帯を切った雪は少しうつむいている。



「どうした?」



そう聞くと俺の横に座る雪。



「…日曜に丈のお墓参りに
行くことになった」



…丈?


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