Seven...KOKI
「可愛い~!!
やっぱ赤ちゃんはいいわねぇ!」
「名前何ていうんですか?」
「ひかる。ひらがなでひかる」
「そっか~滝ひかるくんか~」
「香奈さんのとこは女の子。
うちのひかるは男の子。どうです?
婚約とかしちゃいます?」
「年も2歳しか変わらないしね」
「子供にとって2歳は大きいけど
…大人になったら関係無いもんね?」
「そうそう。
実際俺と瞳は2歳差なんだし?
別に気にすること無い無い!」
「あっ!それもそうね?
あははははっ……」
「……」
「ほ、ほらっ!光輝!
瞳ちゃんと滝さんの赤ちゃんよ?
ひかるくん!!」
「…え…あっ…可愛いっすね…」
「…だめだこりゃ」
赤ちゃんの話しで盛り上がっていた
香奈さんとアニキと滝さんと瞳の
4人は俺を囲んだ。
「もうこうちゃん…元気出してよ。
別にうちの娘に近づくなっとか、
お前は私の娘とはつりあわないとか
言われたわけじゃないんでしょ?」
「…言われた」