Seven...KOKI
急いで車に乗り込み追いかけてきた。
追いつかれる…。
急げ…急げ!!
けど、俺の願いもむなしく
車は俺達の右側にくっついた。
「止まれ!!愛莉さまを渡すんだ!!」
…っるせぇなぁ…。
俺は無視して車が通れない
せまい道に曲がった。
急に曲がったせいか
追ってこれなくなった車。
とりあえずこれで大丈夫か?
しばらく走ってバイクを止めた。
「雪、大丈夫か?」
「はぁ…疲れた~。光輝飛ばしすぎだよ!
つかまるよ?」
「悪い悪い。まぁ、とりあえず
逃げ切れたんだから。
それより…これからどうすっかな…」
「何が?」
「いや…俺達の場所が分かったなら
もともと施設に張り込んでたって
考える方が自然だろ?
そうすると…施設にさっきの奴らが
尋ねるのも時間の問題。
そうしたら、園長先生は
脅されるんじゃないのか?」