Bloody wolf
ピンポーン・・・バイトを終えて帰宅して、家でくつろいでるとチャイムが鳴った。
こんな時間に誰だろう?
首を傾げながらも、インターフォンで対応する。
「はい」
『響、俺』
いや、誰だよ。
「俺さんなんて人は知りません」
そう言って切ろうとすれば、
『待て待て、切るんじゃねぇ』
焦った顔の晴成がモニターに映る。
「何の用?」
『遊びに行こうぜ』
「アポイントなしで来ないで欲しい」
『電話だと断るだろうが』
ちょっと、切れ気味に言われた。
「訪ねてきても断るけどね」
『・・・断んなよ』
「だって、眠いもん」
『そう言うなって』
「あんまり長いことドアの前にいると不審者だと思われるわよ」
『分かってんなら、ドア開けろよ』
「無理」
『無理じゃねぇ。あ、おい、近所の住人に変な目で見られてる。頼む開けてくれ』
さらに焦った顔で懇願してきた。
「・・・チッ」
はぁ・・・面倒臭いな、もう。
やれやれと首を振ってから、インターフォンを切ってドアへと向かった。
「私まで変な目で見られるじゃない」
ドアを開けながら文句を言う。
「悪りぃ」
申し訳なさそうにするなら来るな。
「遊びに行かないよ」
「みんな、待ってるぞ」
「待たれても困るし」
「今日はCLUBに行くぞ」
決定事項か!
「面倒臭いから嫌」
絶対、そこにいる女の子達から針の筵の様に見られるに決まってる。
「フードかぶってていいぞ」
そんなの当たり前だ。
顔を晒すなんて馬鹿馬鹿しいことしないわよ。
「な? ちょっとだけ」
だから・・・子犬みたいに見てこないで。
行くって言うまで、帰らない気満々そうだし。
「・・・はぁ、分かった。着替えてくるから5分待って」
「お、わかっ・・・」
何か言いかけた晴成を無視してドアを閉めた。
仕方ない、そう思いながらもクローゼットから服を出す。
嫌だと思いつつも、どこかワクワクしてる自分に溜め息が漏れた。
関わっちゃダメだと思うくせに、私は狡いのかも知れない。
手早く部屋着から、デニムとTシャツに着替えていつものパーカーを羽織る。
ポケットに家の鍵と、スマホを押し込んで玄関へと戻った。
矛盾してる自分に笑みを浮かべたのは仕方ない。
こんな時間に誰だろう?
首を傾げながらも、インターフォンで対応する。
「はい」
『響、俺』
いや、誰だよ。
「俺さんなんて人は知りません」
そう言って切ろうとすれば、
『待て待て、切るんじゃねぇ』
焦った顔の晴成がモニターに映る。
「何の用?」
『遊びに行こうぜ』
「アポイントなしで来ないで欲しい」
『電話だと断るだろうが』
ちょっと、切れ気味に言われた。
「訪ねてきても断るけどね」
『・・・断んなよ』
「だって、眠いもん」
『そう言うなって』
「あんまり長いことドアの前にいると不審者だと思われるわよ」
『分かってんなら、ドア開けろよ』
「無理」
『無理じゃねぇ。あ、おい、近所の住人に変な目で見られてる。頼む開けてくれ』
さらに焦った顔で懇願してきた。
「・・・チッ」
はぁ・・・面倒臭いな、もう。
やれやれと首を振ってから、インターフォンを切ってドアへと向かった。
「私まで変な目で見られるじゃない」
ドアを開けながら文句を言う。
「悪りぃ」
申し訳なさそうにするなら来るな。
「遊びに行かないよ」
「みんな、待ってるぞ」
「待たれても困るし」
「今日はCLUBに行くぞ」
決定事項か!
「面倒臭いから嫌」
絶対、そこにいる女の子達から針の筵の様に見られるに決まってる。
「フードかぶってていいぞ」
そんなの当たり前だ。
顔を晒すなんて馬鹿馬鹿しいことしないわよ。
「な? ちょっとだけ」
だから・・・子犬みたいに見てこないで。
行くって言うまで、帰らない気満々そうだし。
「・・・はぁ、分かった。着替えてくるから5分待って」
「お、わかっ・・・」
何か言いかけた晴成を無視してドアを閉めた。
仕方ない、そう思いながらもクローゼットから服を出す。
嫌だと思いつつも、どこかワクワクしてる自分に溜め息が漏れた。
関わっちゃダメだと思うくせに、私は狡いのかも知れない。
手早く部屋着から、デニムとTシャツに着替えていつものパーカーを羽織る。
ポケットに家の鍵と、スマホを押し込んで玄関へと戻った。
矛盾してる自分に笑みを浮かべたのは仕方ない。