夜が明けるとき ~続・魔法の鍵と隻眼の姫
手を取られ逆に見上げられ真剣な眼差しを向けられたミレイアはドキドキと胸が高鳴る。
「ミレイア・ノアローズ、生涯をかけてあなたを守り愛し抜くと誓う。ラミン・ドリスターの妻になって欲しい」
「ラミン…」
突然のラミンの行動に驚き、嬉しさと不安が一気に押し寄せたミレイアの目には涙が溜まり声が震える。
「…私グラマラスじゃないわよ?」
「そんなの関係ない」
「わがままばっかり言うわよ…」
「お前のわがままなど可愛いものだと言っただろう?いくらでも言ったらいい」
「つ、妻らしいこと何も出来ないわよ」
「そんなのお前に求めていない。ただ俺の傍に居てくれればいいんだ」
「お父様が、きっと許してくれないわ…」
「何度でも説得するさ。どんな試練だって耐えてやる。お前を諦めるなんて絶対にしない」
そう言ってラミンはミレイアの手の甲にキスをして涙を溢すミレイアを見上げた。
「…」
何も言わずにミレイアは跪くラミンに抱き付いた。
受け止めたラミンは震えるミレイアを強く抱き締める。
「ラミン…」
「ああ」
「浮気したら絶対許さないんだから…」
「そんなことしない。愛しているのはお前だけだ」
「絶対離れたりしないでね」
「当たり前だ。お前こそ…12も年上のおじさんだがいいか?」
「そんなの、関係ない…」
肩に埋めてた顔を上げればこの上なく蕩けるようなラミンの瞳に捕まった。
「愛しているミレイア、俺と結婚してくれ」
「はい…。ラミン愛してる」
溢れる涙を温かいラミンの手が包み愛しくて幸せな想いが溢れ出す。
微笑み見つめ合う二人はゆっくりと目を閉じ誓いのキスをした。
ずっと固唾を飲んで見守っていたノニは誓い合いキスをする二人の上に飛び出し歓喜のまま金粉を撒き散らした。
それに気付いた二人はキラキラ舞落ちる金粉を嬉しそうに見上げた。
「ノニ祝福してくれるの?ありがとう」
ミレイアがお礼を言うとノニは目尻に涙を浮かべミレイアとラミンの頬にキスをした。
「ミレイア・ノアローズ、生涯をかけてあなたを守り愛し抜くと誓う。ラミン・ドリスターの妻になって欲しい」
「ラミン…」
突然のラミンの行動に驚き、嬉しさと不安が一気に押し寄せたミレイアの目には涙が溜まり声が震える。
「…私グラマラスじゃないわよ?」
「そんなの関係ない」
「わがままばっかり言うわよ…」
「お前のわがままなど可愛いものだと言っただろう?いくらでも言ったらいい」
「つ、妻らしいこと何も出来ないわよ」
「そんなのお前に求めていない。ただ俺の傍に居てくれればいいんだ」
「お父様が、きっと許してくれないわ…」
「何度でも説得するさ。どんな試練だって耐えてやる。お前を諦めるなんて絶対にしない」
そう言ってラミンはミレイアの手の甲にキスをして涙を溢すミレイアを見上げた。
「…」
何も言わずにミレイアは跪くラミンに抱き付いた。
受け止めたラミンは震えるミレイアを強く抱き締める。
「ラミン…」
「ああ」
「浮気したら絶対許さないんだから…」
「そんなことしない。愛しているのはお前だけだ」
「絶対離れたりしないでね」
「当たり前だ。お前こそ…12も年上のおじさんだがいいか?」
「そんなの、関係ない…」
肩に埋めてた顔を上げればこの上なく蕩けるようなラミンの瞳に捕まった。
「愛しているミレイア、俺と結婚してくれ」
「はい…。ラミン愛してる」
溢れる涙を温かいラミンの手が包み愛しくて幸せな想いが溢れ出す。
微笑み見つめ合う二人はゆっくりと目を閉じ誓いのキスをした。
ずっと固唾を飲んで見守っていたノニは誓い合いキスをする二人の上に飛び出し歓喜のまま金粉を撒き散らした。
それに気付いた二人はキラキラ舞落ちる金粉を嬉しそうに見上げた。
「ノニ祝福してくれるの?ありがとう」
ミレイアがお礼を言うとノニは目尻に涙を浮かべミレイアとラミンの頬にキスをした。