クリスマスの夜に、ただ一つの願い事を

ふと、時計を見ると家を出発していないといけない時間を余裕に30分も過ぎていることに気付き慌てる夏美。


高級な香水を耳元にふりつけて。


高いヒールを履き、車の鍵を持って、玄関を飛び出ていく。


高級車に乗り込み、「社長婦人が遅刻をしたら恥だわっ!」とエンジンをかけて、今夜の社長就任のパーティーが開かれる会場へスピードを出して向かう。

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