クリスマスの夜に、ただ一つの願い事を

今日も真依はまだ目を閉じている。


潤が眠っているように目を閉じている真依の顔をじっと見つめて微笑む。



真依、もうすぐクリスマスだ──。



もうそんな季節になってきたんだな、ほんと早いよなー。



コンビニやスーパーに行くともうクリスマスの準備をしているよ。



去年のクリスマスは俺は何をしてたんだろうなー?



……確か、俺は部活で忙しかったような気がする。

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