あたしを知らないキミへ
「そっか・・。そんなことがあったんだね」

朋美といつものようにお昼ご飯を食べている時、まさにその話題が出た。

「やっぱ無理だなぁって思った」
「恋愛ってなんかめんどくさいね」

ふいに朋美がそんなことを言った。

「珍しいな、朋美がそんなこと言うの」
「あはは。そうかな?」
「うん。ダーリンのこと話す時はいつだって嬉しそうに話してるし、朋美は恋愛に面倒感じてないって思ってた」
「そんなことないよー。恋愛はめんどくさいよ。後、難しい・・」

そう言って、どことなく切なそうに笑った。

「やっぱりダーリンとうまくいってないんじゃなの?」
「そんなことないよ!」
「絶対嘘。別に隠さなくたっていいじゃん」
「あはは。別に隠してなんかないよ!ちょっと今ケンカしちゃってるだけ。こんなのよくあることじゃん?」

そう言って朋美は、卵焼きにかぶりついた。
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