ずっと一緒にいてね?
「…別にいいと思うよ。私もヒントを教えるならちぢと全く同じこと教えるから。」
「…じゃあ、まなははるなが気付く前に教えてもいいと思うの?」
すると、まなは一瞬困ったような顔をしたけど、眠っているはるなの寝顔を見ながら、こう答えた。
「…分からない。こればっかりは正解何てないから。…それに、ちぢだってホントは分かってるんじゃない?必ずしも相手が気付くまで言わないことが正解だとは限らないってこと。」
…うん、分かってる。
でも、出来ればはるな本人が自分でその感情に気づいてほしいと思うのは間違いなのかな…
私がそんなことを考えていると、まながはあとため息を漏らした。
「ほんとに…ちぢはどこまでも真面目で、どこまでもはるなのこと想ってるよね…」