幸せの扉を探して

目を覚ますと
心配そうに架瑠が
見ていた。

そっと、架瑠の頬に手を
のばし、撫でると

架瑠は、その手に
自分手を添えて
「桜、愛してる。」

「私も、架瑠を愛してる。」

架瑠は、桜を抱き締めて
キスをした。

「幸せにする。必ず。
だから、これに名前を書いて。」
と、出してくれたのは、
あの婚姻届。

架瑠の名前は記入済みだった。
私も起きて、名前を書いた。
それから、架瑠の手首に
キスをした。

必ず・・・幸せに・・
と、願いを込めて・・・・・

架瑠の御両親とは、お会いすることは
なかった。
何年か後に、架瑠が落ちついてからで
良いと御両親と決めたらしい。

夕方、二人で近くの区役所に
婚姻届を提出した。
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