白い便箋を太陽に翳してみれば・・
カズキはというと・・。
彼女のモモカちゃんのお腹の中に一つの小さな命が宿っている。
だから、カズキはもうすぐでお父さんになる。

高校生の時は、あんなバカばっかやっていたカズキが、お父さんになるだなんて最初はびっくりしたけど、意外と頼りになるところがいっぱいあるんだよね。
きっと、いいお父さんになるんだろうな・・。

こうして皆、新たな道を歩んでいく。
今のあたしはどうだろう。
このままでいいのかな?
たまにすごく不安になる時がある。

だけど、あたしは前を向いて歩いていくって決めたから。
とりあえず、今ある仕事を精一杯頑張らなくちゃ・・。


「花恵ちゃん、今日はあがっていいよ。お疲れ様」
「お疲れ様でした」
あたしは、いつものように帰りの準備をしてお店を出た。
時刻は夜の8時30分。

向かう場所は、ファミレス。
今日は、久しぶりに美香と一緒に夕ご飯!
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