白い便箋を太陽に翳してみれば・・
そしてカズキに駅まで送ってもらった。
「じゃー二人ともまたな!気をつけて帰れよ!」
「今日はありがとカズキ!」
「三人で仲良くやれよ!」
「おう!ありがとな!」

カズキに見送られた後、あたし達は新幹線に乗り込んだ。


「花恵またな」
「うん。またね!」
流星は、あたしの頭に手を置いて優しく撫でる。
あーー。
ただ撫でられただけなのに、こんなにもドキドキする。
ほんとあたしって重症かも・・。
そんな自分にちょっとだけ苦笑してしまった。

そしてあたしは、そのまま家に帰る。

それが、

流星との最後の・・

別れだった・・。
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