もう、遅いけど。
……川崎が、死んだ。

この事実は、なぜか冷静に受け止められた。
でも逆に、悲しいという感情は受け止められない。

私のせいで、川崎は死んだ。

このことは、私の心にずしっと響く。

当たり前にあると思っていた川崎との未来、川崎自身が歩んで行くはずだった川崎の未来は、全て私が壊した。

そのことが怖くて、私は自分の部屋のベッドに倒れこんだ。
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