悔しいけど好き
「山本くん呼びに来てくれたの?ありがとう。凪ちゃん…」
「あ、私欲しい資料があるので見つけてから行きます」
「一人で大丈夫?」
「ははっ、大丈夫ですよ。すぐ戻ります。先戻ってて下さい」
心配そうな美玖さんに苦笑いして行くように促すと山本さんがニヤリと笑いからかうように言ってきた。
「俺が一緒にいてやろうか?」
「嫌ですよ、また変な噂が立っちゃうじゃないですか」
誰が見てるかわからないのにここで鷹臣じゃなく違う男性と一緒にいたなんて噂が立ったらあらぬ方向に問題が起こりそう。
ほんと噂って怖いわー。
「なーんだつまんない」
「そこで面白がらないで下さい!」
ヘイヘイといかにもつまんなそうな顔をして山本さんは去っていった。
全く他人事だと思って!
ぷんと膨れてると美玖さんも申し訳なさそうに先行くねと出ていった。
美玖さんには笑顔で見送り資料を探す。
「あ、あったあった」
目当ての資料がすぐに見つかり振り返ったと同時にドアが閉まる音がした。
「あ、私欲しい資料があるので見つけてから行きます」
「一人で大丈夫?」
「ははっ、大丈夫ですよ。すぐ戻ります。先戻ってて下さい」
心配そうな美玖さんに苦笑いして行くように促すと山本さんがニヤリと笑いからかうように言ってきた。
「俺が一緒にいてやろうか?」
「嫌ですよ、また変な噂が立っちゃうじゃないですか」
誰が見てるかわからないのにここで鷹臣じゃなく違う男性と一緒にいたなんて噂が立ったらあらぬ方向に問題が起こりそう。
ほんと噂って怖いわー。
「なーんだつまんない」
「そこで面白がらないで下さい!」
ヘイヘイといかにもつまんなそうな顔をして山本さんは去っていった。
全く他人事だと思って!
ぷんと膨れてると美玖さんも申し訳なさそうに先行くねと出ていった。
美玖さんには笑顔で見送り資料を探す。
「あ、あったあった」
目当ての資料がすぐに見つかり振り返ったと同時にドアが閉まる音がした。