恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「ちなみにそのあとすぐ高崎にナミがLINEで連絡とったら、授業放棄してアイツはとんできたよ。」
「え?」
「んで、明石からあんたを奪い取るように救急車に乗ってあんたを病院に運んだね。」
碧斗が?
わたしを?
ここに運んでくれたの?
「杏ちゃん。高崎くんは…杏ちゃんが思ってるより…杏ちゃんのことしか考えてないよ。」
「どっちにしても、明石もこのままじゃかわいそうだよ。なんとかしなよ。杏。」
明石くん…
昨日はいろいろ心配してくれてたのに、わたしが今朝目覚めてからもずっと碧斗のことだけしか頭に浮かんでこなくて…
わたしはほんとに…ほんとに碧斗のことをそんなふうに心の奥で想ってるんだろうか?
「とにかくでも…今のとこは足直さないとね。事故にあったっていう恐怖感とかも心の奥に潜在意識としてあったりするって言うから。」
ナミの言葉に救われる。
「え?」
「んで、明石からあんたを奪い取るように救急車に乗ってあんたを病院に運んだね。」
碧斗が?
わたしを?
ここに運んでくれたの?
「杏ちゃん。高崎くんは…杏ちゃんが思ってるより…杏ちゃんのことしか考えてないよ。」
「どっちにしても、明石もこのままじゃかわいそうだよ。なんとかしなよ。杏。」
明石くん…
昨日はいろいろ心配してくれてたのに、わたしが今朝目覚めてからもずっと碧斗のことだけしか頭に浮かんでこなくて…
わたしはほんとに…ほんとに碧斗のことをそんなふうに心の奥で想ってるんだろうか?
「とにかくでも…今のとこは足直さないとね。事故にあったっていう恐怖感とかも心の奥に潜在意識としてあったりするって言うから。」
ナミの言葉に救われる。