恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「そっかあ?じゃあ…」

わたしはまだキッチンの片付け中だったし…
碧斗が入ってくれる方が…

そして、片付け終えた頃…
碧斗がお風呂から出てきた。

「お先。入れよ。」

「お父さんは?入った?」

「入ってたよ。さっき。」

冷蔵庫からスポドリを取り出して飲んでる碧斗を見てドキドキする。
半分乾きかけの濡れた髪が…男の色気を際立たせてる。

ヤバイ…
一緒に住んだら…こんなこと…ばっかり…
ドキドキしっぱなしだよ。

「じゃあ。お風呂入ってくるね。」

その場から逃げるようにお風呂に直行した。

はー。毎日こんなんじゃ…もたないよ。

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