恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「よかった。」
思わずわたしも笑ってしまう。
「うん。おいしい。ついでにさぁ。杏ちゃんの笑顔もかわいい。」
さらっとそんなことを言ってのける。
「えっ?」
びっくりしてまわりを見てみると、まゆりは益川くんと話し込んで2人の世界入ってるし、ナミはキッチンで紅茶を淹れている。
「あ。ついでなんて失礼だね。ほんっとにかわいいから。」
「っって!」
そんな言い方されると真っ赤になってしまうわたし。
「ほら。かわいいじゃん。」
そしてツンっとわたしのおでこを指で押す。
えっ!ちょっ!!待って。
そういうのって…
こういうことに慣れてないわたしはどうしたらいいかわからなくなる。
そしたらナミがキッチンから戻ってきた。
「あ!ナミ。わたしも紅茶いれてくる。」
と思わずわたしは立ちあがり大急ぎでキッチンに入っていく。