歌舞伎町ボーイズ
 コウジのぎこちなさに。


 小緒里がマネージャーと一緒に帰ったのは、午後10時4分で、その間ずっと店内は緊迫していた。


 飲み代は2万ぐらいだったが、カードで支払って帰る。


 午前4時が終業時刻だ。


 歌舞伎町は眠らない。


 街はずっと動く。


 まるで昼間のような明るさで。






 

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