歌舞伎町ボーイズ
 でも、その一秒一秒ですら、決して無に帰することはない。


 その認識でいた。


 人の経験など、実際、そんなものなのだし……。
 

 それに、八方塞がりということもない。


 道など、いくらだってある。


 常にそう思っていた。


 認識さえあれば、人間の将来など、いくらだって開けるのだ。


 それに、クヨクヨ考え続けることもない。


 人の可能性など、無限にある。


 決して怯まない。


 道が途切れることはないのである。


 人生など、試練の連続だ。


 でも、俺には余裕があった。
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