歌舞伎町ボーイズ
第53章
     53
 2019年11月4日午後5時36分。


 客たちが店に入ってきて、テーブル席で、派手に酒を飲み出す。


 俺たちも絶えず持て成した。


 確かに歌舞伎町など、何でもありだ。


 もちろん、難しい事情もある。


 別に普段から、意に介さない。


 この街にいれば、降りかかってくる災難も、たくさんあるのだ。


 ある意味、終わらないことに違いない。


 別に、ホスト業など、柵の中でやっている。


 実際、こういったことなど、永遠に終焉がないのだ。


 それに、俺には時間というのが、山ほどある。


 スマホを見るのも、生活の一部だ。

 
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