お隣のイケメン先輩に、365日溺愛されています。
「か、帰ったんじゃ……」
「さすがに弱った杞羽を置いてはいけないからね」
これが本気で言ってくれてるのかわかんない。
でも、だとしたらわたしが寝てる間も、ここにいてくれたってこと?
先輩の片手を見てみたら、濡れたタオルらしきものを持っていた。
「これ。熱下げるためにおでこに乗せてたけど効果あった?」
どうやら、今タオルを取り替えるために部屋を出ていたみたい。
だから、今朝より熱が少し下がったような感じがしたんだ。
「け、今朝よりはラクになりました」
「それならよかった」
てっきり先輩のことだから帰ったと思ったのに。
まさか看病してくれていたなんて。
「あの……ずっと、その、そばにいてくれた……んですか?」
「そりゃーね。
可愛い甘えん坊な杞羽チャンは放っておけないから」
「べ、別に甘えん坊ってわけじゃ」