Dangerous boy
でも、食べ盛りの男子には、そんなモノ直ぐになくなった。

「足りないよね。何かまた作るね。」

立ち上がろうとした私の手を、尚太君は引き留めた。

「もういいよ。お腹いっぱいだし。」

「でも……」

「いいって。お店でも、ちょっとつまみ食いするんだ。」

そう言って笑った尚太君の隣に、私は座った。


自然に、尚太君の腕が肩に回る。

私もなんとなく、尚太君の胸に首を預けた。

「尚太君と、こんな時間過ごせるなんて、思ってもみなかった。」

「そう?」

尚太君は、私の顔を覗き込む。


ああ、この尚太君の顔。

結構好きかもしれない。


「俺は出会った時から、心とこうなるって思ってたよ。」

尚太君の唇が、私の唇に重なる。

「ん……っはぁ……」

ため息が出る程のキス。

尚太君とのキスは、気持ちがいい。


「心……いい?」

「……うん。」

ゆっくりと二人でベッドに行き、横になる。
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