愛というもの~哀しみの中で~
夜、二人でベッドに入って電気を消しても何となく眠れずに話をしていた。
そんなとき、二人の携帯が同時に鳴った。
私は、由実ちゃんの家にお泊りするってメールを送っていたので大吾から『今飲み会が終わった。茉莉に会いたかった。おやすみ』っていうメールが届いた着信音だった。
一方由実ちゃんは電話だったみたいで、布団から抜け出して廊下に出て話をしていた。
「え?何言ってるの?馬鹿じゃないの。今夜私は茉莉ちゃんと一緒に寝たいの。大人しく大吾くんと帰ったらいいじゃない。……あっそ、じゃあだれか他を当たって。おやすみ。」
きちんと閉まっていないドアの隙間から由実ちゃんの声が聞こえてきていた。
きっと昌くんからかな?今終わったって言ってたし。
話し声が聞こえなくなりすぐに由実ちゃんは戻ってきた。
「昌くんからだった。今から来るって言うから断ったの。そしたらやりたい気分だったのにって…はぁ、嫌になっちゃう。」
由実ちゃんは泣きそうな顔してベッドに入ってきた。
「もうどうでも良くなって他を当たってって言っちゃった。もしかしたら今頃別の子に連絡してるかも。」
そう言うと私にくっついてたぶん泣いていたと思う。
昌くんはどういうつもりなんだろう?本当に誰でも良くって由実ちゃんを利用してるのかな?
大吾もそうだったの?確かにああいうことをする時はすごく手慣れてるなぁとは思うけど…。
そんなとき、二人の携帯が同時に鳴った。
私は、由実ちゃんの家にお泊りするってメールを送っていたので大吾から『今飲み会が終わった。茉莉に会いたかった。おやすみ』っていうメールが届いた着信音だった。
一方由実ちゃんは電話だったみたいで、布団から抜け出して廊下に出て話をしていた。
「え?何言ってるの?馬鹿じゃないの。今夜私は茉莉ちゃんと一緒に寝たいの。大人しく大吾くんと帰ったらいいじゃない。……あっそ、じゃあだれか他を当たって。おやすみ。」
きちんと閉まっていないドアの隙間から由実ちゃんの声が聞こえてきていた。
きっと昌くんからかな?今終わったって言ってたし。
話し声が聞こえなくなりすぐに由実ちゃんは戻ってきた。
「昌くんからだった。今から来るって言うから断ったの。そしたらやりたい気分だったのにって…はぁ、嫌になっちゃう。」
由実ちゃんは泣きそうな顔してベッドに入ってきた。
「もうどうでも良くなって他を当たってって言っちゃった。もしかしたら今頃別の子に連絡してるかも。」
そう言うと私にくっついてたぶん泣いていたと思う。
昌くんはどういうつもりなんだろう?本当に誰でも良くって由実ちゃんを利用してるのかな?
大吾もそうだったの?確かにああいうことをする時はすごく手慣れてるなぁとは思うけど…。