憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
この人…、どこかで見たことある気がするんだけど。



思い出せないなぁ…。



なんにしろ、わたしの事を心配してくれてたんだよね?



全く関係のないわたしを気にかけてくれるなんて、なんて良い人なんだ!



音羽、感心です!



そんな事を考えていたら、いつの間にか泣きそうになってた気持ちがどこかへ行ってしまっていた。



「あ、心配かけてごめんなさい!」




とりあえず、感謝しながらも謝罪する。




頭を下げると、男の人は手をぶんぶんと振って「そんなそんな。俺が勝手に首突っ込んだだけだから」と眉を下げた。



「いえっ!わたしなんかに気を使っていただいてむしろありがとうございます!」


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