幼なじみの不器用な愛情
久しぶりに両親の夢を見た。
幸せな時間の中で、どうしてこんな夢・・・?


隆弘は眠っていた華が泣き出しうなされる姿を見て慌てて起こした。
華は額にうっすらと汗をかいていて呼吸も荒い。
なのに握った手は氷のように冷たかった。





思わず華の体を抱きしめる。




華が消えてしまいそうな気がして、隆弘は必死で華を抱きしめた。
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