幼なじみの不器用な愛情
そんなの嘘だ。隆弘を遠ざけるためのうそ・・・。


華は自宅で療養しながらこの先のことを考えていた。

このままだとどんどんと隆弘を好きになってしまう。
隆弘を求めてしまう。

そしたらまた悲しみや別れを経験しないとならないかもしれない。

そうなったら・・・つらすぎる・・・。
なにもかも失ってしまう・・・。

その思いが華にある決断をさせた。
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