いつも、ずっと。
「おい友也っ!ちょっとこっちにこんか。明日は休みやろうが?今夜は男同士、じっくり語り明かそうで」



酔っ払いの相手なんてまっぴらだ。

しかしこのまま帰してくれそうにないよなぁ。



「はいはい。今日は泊まり込み覚悟で付き合うけん」



「言うとくけど、明日美の部屋はダメぞ。結婚ば許したけんって婚前交渉は……」



ああもう分かってるって!

またさっきみたいにバチーンと"愛の鞭"をお見舞いされたら堪らないからな。

おじちゃんとおばちゃんは自分の親同然に大事にしたいと思っているし、これから先もっと親密な関係でありたい。

家族になるんだから。



「男同士なら私は邪魔したらいかんね。お父さんと友也の布団は準備しとくけん、ごゆっくり」



明日美はそう言って片付けをしているおばちゃんを手伝いに言ってしまった。



やっと本物の恋人同士になれたというのに、明日美に触れる時間が少なかったな。

明日は二人きりでデートしよう。

福岡に戻る前の貴重な休日だし、明日美を独占したい。



おじちゃんの話を聞きながら台所の方を見てると、視線に気付いたのか明日美と目が合った。



俺の人生プランはまだまだ道半ば。

明日美と一緒なら幸せな人生を歩んでいけるはずだと信じている。



微笑みをくれた明日美に、俺も笑顔で応える。

これから先もこうして二人で笑い合って生きていきたい。



いつも、ずっと。




 








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