またあなたに逢えたなら。
『玲央ー』そう呼んでいたのは、友達の雪斗だった。僕は、霧雨 玲央。高校1年生だ。勉強や、運動が特別出来るわけでもないごく平凡な高校生だ。
『どしたー?』と言い、雪斗の所に行った。
そこには、…………………『霧雨君』
華美月先輩が居た。『どうしたんですか?』と聞くと、『なんとなく顔が見たくなって。』と、頬を赤らめながら言った。すると、僕の頬もだんだん熱くなっていくのが分かった。
そう、華美月 美優先輩は、僕の好きな人だ。
先輩に、こんなことを言ってもらって嬉しくないはずがない。
すると、
『キーンコーンカーンコーン』
チャイムがなった。『あ、じゃあ 戻るね。』と言い先輩は行ってしまった。
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