絶対的Beast
ードクン、ドクン。

いきなりの彼の行動に私の顔は一瞬で紅潮して、胸のこの暴れだしそうな鼓動が彼に聞こえそうで落ち着かない……。

ードクンドクンドクンドクン。

あぁ、だめだ、耐えられない……!

近づいてきた彼のキレイな顔に、私は堪らず目をつぶった。

彼の息遣いがすぐそばで聞こえたかと思えば、私の耳に響いたのは彼の甘い声で──────────





「お前は今日から俺のモノだ」





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