絶対的Beast
な……な……な……!!

カァッと顔の熱が急上昇するのがわかる。

パチッと目を開ければ、目の前には不敵な笑みの彼。

「い……意味わかんないっ!!」

至近距離のイケメンに耐えられず、私はバッと顔を逸らした。

一体どーゆー意味!?

これって告白?

いやいや、そもそもそんな雰囲気じゃなかったし!

「最近、庶務が辞めたから生徒会の雑務が溜まる一方で」

…………。

……ん?

急に何の話を……。

「えっと……」
< 40 / 376 >

この作品をシェア

pagetop