氷点下できみを焦がしたい
「俺は生きていけねーよ……」
小さな言葉。
だけど、永遠くんからこぼれた本当の気持ち。
信じられなくて、夢みたいで、目を見張る。
「──嫌だったら避けて」
永遠くんの綺麗な顔が、近付く。
少しだけ潤んだ、ガラス玉みたいな瞳に吸い込まれる。
そっと、私の頬に触れた永遠くんの手は冷たくて、きゅっと目を閉じる。
『永遠!』
まぶたの裏に浮かんだのは、莉緒ちゃんの泣きそうな顔だった。