Half in Doubt

もしかしたら、今夜私が石にされてしまわないかを心配して電話をしてくれたのかもしれない。
おにぎりをくれた翔太も、私のことを気にかけてくれていた。
......そして、最初に電話をしてくれた亮平も。

落ち着いてみると、亮平からの電話に出なかったことが申し訳なく思えてくる。
翔太も、亮平が心配していたと言っていたし、朝になったら謝りに行こう。

電話に出なかったこと、フォローしてくれたのにそれを無駄にするような発言をしてしまったこと、そしてこれからのこと......。

話さなければならないことが多すぎて、考えているうちにかなり時間が経ってしまった。
画面を見ると、時刻はもうすぐ朝の5時。

これはもう朝だよね?と自分の中で確認する。
幸運にも2つともノーマルだったおにぎりで腹ごしらえをしてから、私はそっと部屋を出た。

他のメンバーを起こしてしまわないように忍び足で亮平の部屋の前まで向かう。
そして、小さく2回ドアを叩いた。
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