Half in Doubt
亮平「......でも、すみれが石になってなくてホッとした」
すみれ「え?」
亮平「昨日、すみれが“自分が裏切り者だ”って言いだした時はマジで焦ったよ」
そう言って苦笑する亮平。
すみれ「ごめんなさい」
亮平「しかも、電話かけても出ないし」
もう一度「ごめん」と謝ると、亮平は微笑みながら首を横に振った。
亮平「俺を庇ってくれたんでしょ?で、思いつきで“裏切り者です”って言っちゃったから、俺にどう弁解すればいいかわからなくて悩んでた」
すみれ「すごい、当たり......」
亮平「そんなことだろうと思ったよ」
得意げな顔をした亮平は話を続ける。
亮平「昨日電話したのは、誰を守ったらいいか相談したかったからなんだ」
すみれ「そうだったんだ......ごめん」
亮平「だからもう謝らなくていいって」
その言葉にまた「ごめん」と言いそうになって、2人で笑い合った。